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Introduction

作品紹介

シアターオペラ
『その星には音がない - 時計仕掛けの宇宙 - 』

豊岡演劇祭2020中堀海都+平田オリザ室内オペラ『零(ゼロ)』 撮影:igaki photo studio

豊岡演劇祭2020中堀海都+平田オリザ室内オペラ『零(ゼロ)』 撮影:igaki photo studio

劇作家・演出家の平田オリザと作曲家の中堀海都によるシアターオペラ第二弾。 宇宙と心象をテーマに、 最新の立体音響技術を用いて、 平田の現代口語演劇と中堀のヴォカリーズ (歌詞を伴わず、 声のみを使う歌唱法)による現代音楽アリアが交互に展開する多次元的空間を表現。 現代演劇、 現代音楽、 現代アートが融合する総合芸術作品としての完成を目指す。 本作は豊岡演劇祭、 瀬戸内国際芸術祭、 水戸国際音楽祭による共同制作で、 三つのフェスティバルにおいて巡回公演される。

シアターオペラとは?

前作『零』を初演してから5年——。
今秋、続編となるシアターオペラ『その星には音がない-時計仕掛けの宇宙-』が初演されます。


現代演劇、現代美術、現代音楽など、様々な現代芸術が融合する新たな表現のかたちをつくりたいという想いから、平田オリザ氏と共に提唱し始めたジャンルが「シアターオペラ」です。


本作は今秋、豊岡演劇祭、瀬戸内国際芸術祭で上演され、10月11日には水戸国際音楽祭へと巡回されます。

演劇祭・芸術祭・音楽祭という異なるジャンルのフェスティバル、そしてそれぞれの地域をつなぐような作品となることを心から願っています。


この象徴的な作品によって水戸国際音楽祭の最初の一歩を踏み出せることを、とても楽しみにしています。


中堀海都

2025 年 10 月 11 日(土)
ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール

アフタートーク

公演終了後にアフタートークを開催

本公演終了後に演出家の平田オリザ、作曲家の中堀海都によるアフタートークを行います。

■日時:10月11日(土)17:00開始(約1時間を予定) 
■会場:ザ・ヒロサワシティ・会館 小ホール 
■登壇者:平田オリザ、中堀海都 
■入場料:無料(※公演をご観劇された方に限ります)  

先着200名様限定


トークイベントにご予約された方を優先的にご案内いたしますが、当日枠もございます。

当日直接のご来場も大歓迎です。ただし、会場の座席数に限りがございますため、
満席の際はご入場をお断りする場合もございます。あらかじめご了承ください。  


ご観覧希望の方は下記フォームより10月3日(金)までにお申し込みください。

ご予約された方へは後日入場ご案内をメールにてお送りいたします。

平田オリザ + 中堀海都

平田オリザ

 (Oriza Hirata)

劇作家・演出家。芸術文化観光専門職大学学長。青森県立美術館館長。青年団主宰。 1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。オペラ作品の作・演出では、2016年『Stilles Meer 海、しずかな海』(作曲 : 細川俊夫)ハンブルグ国立歌劇場にて、2020年に『零 (ゼロ)』 (作曲 : 中堀海都)を豊岡演劇祭にて初演。

中堀海都

(Kaito Nakahori)

日本生まれのアメリカ・ニューヨーク拠点の作曲家で、武満徹の音楽や雅楽の影響を受けて作曲を始めており、瞑想的で霞がかった音色世界の中で音と沈黙が織りなす「タイムレ ス・ ミュージック」、音像や音響の変化などを表現する「スペースタイム・ミュージック」の概念を提唱する。2015年に国際連合 本部にて個展演奏会を開いて以降、オペラから雅楽まで様々な編成の作品を世界各地で発表する一方、演劇や美術とのコラボレーションなど活動は多岐にわたり、2025年よりディレクターとして水戸国際音楽祭を立ち上げる。

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